2003年12月・久しぶりのNew York Cityと
本当に久しぶりのSan Francisco旅行 12月21日
2003年12月21日(日)、アメリカへ
1. 出発、家から成田空港へ
10月末に日本に帰ってきて初めての海外旅行。考えてみれば今年はシンガポールからヨーロッパに2回、日本に1回旅行している。それに出張でカナダ・アメリカにも行っているので、かなりあちこち動き回ったなあ。その最後の締めが今回のアメリカ旅行。なお、今回の旅行ももちろん妻と一緒。
Am10:30に家を出る。まず東戸塚の西武に向かい、ここのセゾンカウンターでT/Cを買う…つもりが「T/Cは去年で取扱いを止めたんです」と言われる。おいおい、それじゃ20万円持ったまま成田空港まで行かなきゃ。
西武の一階で弁当を買っている妻をつかまえると、横須賀線の列車で横浜へ。途中で事故か何かで5分ぐらい列車に閉じ込められる。横浜で一度改札を出てNexのチケットを買う。12:30発に乗りたかったが、結局13:00発のチケットしか買えなかった。おかげで30分ほどホームで立っていた(寒い)。
Nexの中で二人でお弁当を食べ、ちょっとゆっくりしているうちに成田空港に到着、時間は14:30。
今回のチケットはツアーのばら売り(JTBで購入)。お陰でチェックインカウンターはUAのカウンターではなく、団体専用のFカウンター。実は、団体のばら売りチケットって生まれて初めて使った。チェックインカウンターは時間が早かったのか、ガラガラ。うじゃうじゃと説明をされるがほとんど聞いていない。ボーディングパスは私が金色、妻が青(私がUAのプレミアステータスだったから)。
ボーディングパスを受け取ると、まずT/Cを買わなきゃ。三井住友銀行の窓口でT/Cを2000ドル分買う(レート:US$1=JPY108.90)。その後、出国ゲートへ。NYCで迎えに来てくれるはずの友人にタバコとお酒を買う。それにしても成田空港の第1ターミナルは新しくなってから、UAのゲートまではやたらと歩くなぁ。
2. 飛行機
16:10、ニューヨーク、JFK行きUA800便は、定刻どおりにボーディングが始まる。UAはYの席をエリアで仕切って搭乗がスムーズに行くようにしている(プレミアの私には関係ないけど)。
機体はB777。昔はB747-400だったけどなぁ…。席は35AB。たしかUAのB777の席は2-5-2だから、窓側の席は二人がけのはず。しかし、中央の5人掛けって…ひどいよなぁ…。席は35A、B。B747ほど大きくないので、かなり機体の後ろの方の席だった。ま、仕方ないか。
16:55、機体がバックしだす。窓の外はもう薄暗くなってきている。英語、日本語、それに中国語の順で機内アナウンス。はて、この機体はどこから来たんだろう?離陸するとすぐに、夕焼けに浮かび上がる富士山が見えた。
安定飛行に入るとまず飲み物。スクリュードライバーを頼むと、オレンジジュースとウォッカの小さなビンを最初から2つ置いてゆく。うむ、サービス良いぞ。妻はブラッディーマリーを頼むが、おいしくなかったようでほとんど飲んでない。
で、決して期待してはいけない機内食。チキンかビーフか…。経験上、UAのビーフは決してうまくないのでチキンにする。味はまあまあかな?妻はビーフを頼んだが、やっぱりおいしくなかったようだ。飲み物も食事も外したので、妻は少々不満げ。
食事が済んだら耳栓とアイマスクを身に着けてお休みモードに入る。映画はあまり見る気がしないし。
で、リフレッシュメントはご存知キツネラーメン。何回見ても???と思ってしまう。これは2つとも妻がしまいこんだ(後でホテルで食べた)。
2回目の食事はオムレツかパスタ。こちらはどっちも外れではなかった。
そういえば、食後酒は配らなくなったなぁ…。それに日本語の機内誌が薄くなったこと。
3. ニューヨーク到着
2回目の食事が終わると、今度はスリッパを脱いで靴を履く。長時間飛行機に乗ると、足がむくんで靴がきつい。
どんどんと飛行機が高度を下げると、ペットボトルがへこんでゆく。最初はブヨブヨになったボトルが形を保てなくなりへこんでしまうと、JFKに到着。
最近は入国審査が厳しいからなぁ…と思いつつ入国審査へ。少々列が長いな…。10分ぐらい並んで審査。「アメリカに来たのは?」「バケーション」。「いつまでいるの?」「NYCに25日まで、その後サンフランシスコで28日に帰国する」「そう、はい」ダン!ダン!とスタンプを押すと私たちにパスポートを返してきた。あれ?7月に仕事できたときは根掘り葉掘り聞かれたのに。
税関もフリーパス。実はタバコを4カートン持ってた(友達へのお土産)ので、X線に通されると厄介なのだが、X線検査装置は使ってない。税関では書類を渡すだけでフリーパス。なんかあんな大掛かりな装置が何台も並んでるのにもったいないよなー。
税関の扉から出ると、友達(会社の後輩・新婚1ヶ月)が待って…いない。あれ?迎えに来てくれるはずなのに。電話をかけると「すいませ〜ん、道路が渋滞してて20分ぐらいかかりま〜す」とのこと。ま、仕方ないか。
20分ぐらいして外に出ると、まだ来ない。うろうろしているうちに、1台の車がすーっと入ってきて止まった。ああ、やっときた。窓をコンコンとノックすると、彼も安心した顔。荷物をトランクに入れ、NYCに出発!。Tri-boro
Bridgeを通り、Queens Tunnelへ、NYCに入り込む。
4. ホテル
今回はアパートメントホテルを予約してみた(インターネットで予約)。Radio City Apartments、142 W. 49th。
住所から見てもわかるとおり、Times Squareから歩いて3分、ミュージカルを見るにはとてもいい立地。こんなところにホテルがあるとは知らなかった。
友人にはホテルの外で待っててもらう。クリスマスの飾りのある入り口を入ると、すぐにロビー。チェックインカウンターはこじんまりしている。
「今日予約しているんだけど」「ああはいはい、1泊133ドルで4泊ですね、クレジットカードを…、ハイここにサインをしてください」あれ、ここは先払い制か。キャンセルは48時間前までに、とか。部屋の鍵を2つ渡される。「部屋は8Gです」。エレベーターで8階に上る。このエレベーターの遅いこと…。
部屋8Gは扉を開けるとツインベッドが出迎えてくれる。荷物を置き、まず歯を磨き、手を洗って、うがいをする(風邪気味)。部屋の中はベッド、テーブル、いすのほか、冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカー、ガスコンロ+オーブン、棚を開けるとほとんどの食器がそろっている。
冷蔵庫はGEブランド、でもむちゃくちゃ音がうるさい(うちの会社のコンプレッサーが搭載されていた=販売していたのは自分)。
部屋自身は何年か前に改装したとのことで、家具も設備も比較的新しい(冷蔵庫が2000年製だったから、そのぐらいに改装したのだろう)。窓から賑やかな喧騒が飛び込んでくるのが玉に瑕。
あまり待たすのも悪いので、友人と食事に行く。まず車を48thの駐車場に入れて、49thに戻って日本食の居酒屋に入る。アメリカに来ていきなり日本食と言うのもなんだが、友人はず〜っとアメリカ住まい、私たちもあまりヘビーなものは食べたくない。そういえばこの居酒屋、94年に両親と来なかったかなぁ…。隣はラーメン屋。通貨が米ドルじゃなかったら、日本と勘違いしそう。従業員も日本人だし。
ビールを傾けつつ、四方山話に花が咲く。主に11月に行われた彼の結婚式の話(私も妻も出席していた)。「長かったね〜」「12:30に始まって、終わったのが5:30だったし」「楽しかったけど」などなど。いや、あの披露宴は最後は拷問に近かった…。「追加料金取られたんじゃない?」「いやいや、追加料金はなかったですよ。2時間もオーバーしたけど」。それなら良かった。
1時間半ぐらいでお店を出る。せっかく休みの日をつぶして空港まで来てくれたので、この食事は私が出そうUS$95(チップ込み)。酔ったせいか、チップの計算がうまくできなくて、笑われてしまった。日本もシンガポールもチップは要らないからねぇ。
駐車場で彼と別れ、ホテルに戻り、早々にベッドに入る。毎度のごとくアメリカ旅行は飛行機に乗ってる時間が長いので疲れる…。
続く