2003年旧正月、London & Paris 1
~ Air Franceなんて2度と使わない! ~

London、Paris旅行記、まず第1日目です。夜行便で移動したのですが、仕事疲れからかよく寝れました。空港は旧正月を海外で過ごす人で結構混んでいました。

2003年1月30日(木)

1. 出発
 時計が6時30分になり、オフィスを出る。雨季なのであまり暑くはないが、やっぱり湿気が多い。さぁて、いよいよ待ちに待った旧正月休みだ。車で家に帰ると妻がもう準備万端待っている。
 出発まで時間があるので、リブレット(まだ使ってる)のセッティングをする…が…モデムがちゃんと反応してくれない。1時間ほどいろんな手を試すがよくならない。いいや、やめ!今回の旅行はインターネットとは縁を切る!。
 シャワーを浴びた後、最後の荷物をバッグに詰め込む。さて、出発するか。
 コンドミニアムの入り口でタクシーを拾う。10分もするとチャンギ空港に到着。
第2ターミナルでタクシーを降りる。年末の成田空港のごとく、旅行客でごったがえするターミナルの一番はし、AFのカウンターに向かう。まだ数人しか並んでない。
 チェックインカウンターに行くと、愛想のよさそうな係員が「ちょっと予約が多くて…。ボランティアに手を上げるなら一人75ユーロ、本当に振り替えになったら一人150ユーロのバウチャーを差し上げます」とのたまう。振り替えになったら何航空になるんだろう?「SQです」ほう。どこ経由?「チューリヒ」そりゃ手を上げないわけにいかんなぁ。"We volunteer"と言うと"Thank you"と言われる。
 「とりあえず、10時半にもう一度このカウンターに来てください」と言われ、ミールバウチャーを2枚受け取る。あと1時間半もあるやんけ。
 ところが、このバウチャー、どこで使えるのかわからなくてターミナル中を歩き回る。結局30分も歩いてやっとわかったのが3Fにあるファストフードの店。何もうまそうなのがないので、ミネラルウォーターを4本バウチャーで買う(1本S$2.5だった。会社の食堂ならS$0.6の水が…)。
 隣のチキンライスの店に入り、二人でチキンライスと野菜炒めを食べる。
 しばらく暇をつぶした後、10時半に再びカウンターへ。ボランティア組が何人か待ってる。一組ずつ名前を呼ばれる。「Mr. Kondo」名前を呼ばれた。「あなたたちはAFです」がくっ。SQの方がよかったなぁ…それに150ユーロ…。
 ボーディングパスとチケットを受け取る…が、まだチケットの残りを返してもらってない。「あ、それはあちら」とカウンターの端を指差される。
 そこに行くと、係員が一生懸命バウチャーを書いている。「Mr. Kondoですね。一人75ユーロのバウチャーと、チケットです」。でもCDG-LHRの発券をしてくれてない。すぐに係員が気づき、この区間の発券もしてくれる。
 そのまま出国ゲートへ。もうすぐ搭乗が始まるので免税店も一切冷やかさず、ゲートに向かう。


2. AF253 SIN-CDG
 ゲートに向かうと10人ぐらいがX線検査の前に並んでいる。その前にトイレに行って、それからX線検査に。待合室で待つこと10分、すぐに搭乗が始まる。
 機体は777。747に比べれば小さいが、機内が広々と見えるので結構好きだ。年末に日本に帰ったときのJLのSIN-KIX線のMD11はせまっくるしくて最悪だった。
 ほぼ定時に飛行機が動き出す。座席は28BC。結構前の方だ。久しぶりに聞くフランス語のアナウンス。でもフランス語訛りの英語がぜんぜん聞き取れない。
 水平飛行に入ると、アテンダントがアメニティーを配る。Frisk、お手拭、アイマスク、耳栓、それにイヤフォン。エコノミーでもアイマスクと耳栓をくれるのは驚き。
 AFのパーソナルモニターはタッチ式で、指で触ると映画やニュースなどが選択できる。でも、ゲームはあまり面白いのがない。しばらくすると夕食。ラムかチキン…妻がチキン、私がラムを選ぶが、どちらも外れ、あまりおいしくなかった。UAか、お前は?昔乗ったAFのJFK-CDGはもっと機内食がうまかったよなぁ…。ワインだけは他の航空会社より少々大柄の瓶で出てくる(これは満足)。先に夕食を食べたこともあり、かなり残してしまった。
 夕食を済ませると、後は寝るのみ。昼間は仕事をしていたのでかなり疲れている。アイマスクをするとあっという間に寝てしまう。
 ふと目が覚める。はてどのぐらい寝ていたのだろう?モニターをつけるともうトルコ上空だ。7時間ぐらい寝ていたのか?もう一度うとうとしてしまう。
 次に目が覚めたときは、もう朝食の時間だった。良く寝た。朝食はオムレツだったが、こちらはなかなか食べられる。やればできるじゃん。でもコーヒーは今ひとつ。
 ほぼ定刻どおり、朝7時前、まだ真っ暗なCDGに到着。外を見るとうっすらと雪が積もっている。寒そうだなぁ。シンガポールに慣れてしまった身体だと、一発で風邪を引きそうだ。

と、とりあえず1回目は短めでした。
2回目は愚痴が多くなりそうです。CDGで7時間も缶詰にされたから。