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15. January 6, 1997 Secaucus, NJ & New York, NY
1) 最後の一日、ニューヨークへ
朝目が覚めると、昨日の霧はどこかへいってしまっていた。残されたのは今日一日だけである。明日はもう日本に帰らなければならない。朝8時前にRutherfordに車で行き、前回と同じように路上駐車する。そのままバス停からNYC行きのバスに乗る。
バスがNYCのポートオーソリティーに着くと、まず散歩。次にいつ来れるかわからないからゆっくりと歩きながら散策する(しかし人が多い)。時間を見計らって(確か10時半ぐらい)、ロックフェラーセンターにあるメトロポリタン美術館のミュージアムショップに行く。お目当ては印象派のポスターである。探すこと1分、迷うこと5分、結局僕が買ったのはMonetのポスターだった。次に行ったのは隣にある紀伊国屋書店。別に何か買うつもりではなかったが、とりあえずうろうろしていた。NYCの真ん真ん中にある「日本」だ。
2) Chaina Town 散策
「日本」の後は「中華」(あえて中国とは書かない)、またまたChina Townに向かう。今回はCDはあきらめて散策に徹することにする。考えてみれば、今までに何回もNYCのChina
Townに来ているが、いつも行くところは決まっていたようだ。今回はもうちょっと根性を入れて奥まで入ってみよう。今まで歩いたことのなかった細い道を歩いている。天白日満地紅旗があり、五星紅旗もある。ベトナム語の看板も結構ある。そうだ、今日の昼食はベトナム料理にしよう。早速ベトナム料理のレストランを探す。15分ほど歩いていくつかレストランのメニューを見た後、ある小さなレストランに入った。小さな戸口の上に小さなベトナム語(と中国語)の看板。階段を下りていくと店内は思ったより広い。愛想のいい店主(おじさん)がメニューを持ってくる。ベトナム風のラーメン(麺が細いやつ)とエビ生春巻を頼む("Summer
Roll")。麺は辛いものを頼んだ。おいしかった(値段は記録忘れ)。
VIETNAM RESTAURANT (越南餐館) "Best Vietnamese Food" "The Best in New York City" ↑ビジネスカードにこう書いてある 11 Doyers Street New York, NY 10013 TEL: 212-693-0725 |
昼食の後もChina Town散策。China Townは本当に大きい。北米の中華街の中では三本指にはいるだろう(ほかの二つはToronto、San
Franciscoだと思っている)。
午後2時ぐらいにミッドタウンに地下鉄で戻る。その後1時間ぐらいして一度New Jerseyのホテルに戻る。今夜は"The Phantom of the Opera"を見るが、今度は帰りが遅くなるので改めて車でNYCに行くことにする。
ホテルではテレビを見ながら荷物のパッキングをする。ピギーバッグにおみやげや化粧品を詰め込み、今回の旅行で買ったガーメントにスーツとシャツ、それに靴を詰め込んだ。古い下着はゴミ箱行きだ。小一時間で準備は完了。時間がくるまでテレビを見ていた。
3) ミュージカル、The phantom of the Opera
午後6時ぐらいに、車でホテルを出る。Lincoln Tunnelはこの時間ものすごく込むので、遠回りをしてGeorge Washington
Bridgeを使うことにした(しかし、ここもかなり込んでいた)。NYCに入るとHudson川沿いのハイウエーに向かう。そのままミッドタウンへ。7時前に駐車場に車を入れた。ただ、ちょっと勘違いをして劇場から少し離れたところに止めることになったが。夕食をTad'sですませたが、まだ少し時間がある。外で待っていると寒いので、Marriott
Marquisのロビーで時間を潰す。 午後7時40分ぐらいに劇場に向かう。入り口は長蛇の列。とりあえず入場前にスーベニアープログラムを買う。これが(2年前から)ほしかった。 席は後ろの方の左はじ。非常に悪い席だ。2階席のせいでシャンデリアも見えない。これでこのミュージカルは3回目だが、いつも席が悪い。 ミュージカル自体は、どうも期待が大きかったせいか、いまいちの印象。そういえば今日のカンパニーは代役だらけだ。あまり関係ないが、誰がなんといおうと、このミュージカルのエンディングは「ハッピーエンド」だと思う。
Majestic(劇場)を出ると、1月のひんやりした空気が気持ちいい。劇場の中は結構暑かった。さあ、駐車場に行かなければ。8番街の西側に駐車場がある(危険な地域に区分される)。駐車場まで約3分、ダッシュ。真っ先に駐車場に駆け込むと、係員が車を持ってきてくれた。名残惜しいがさっさとホテルに戻ろう。明日は日本に帰るのだ。車はまだにぎやかなNYCを走り抜け、リンカーントンネルを抜け、New
Jerseyに入る。見慣れた風景だが、次はいつみれるかわからない。研修時のいろんな思い出があるだけに、少し胸が熱くなった。