![]() |
1. 旅行目的
1) | New Jerseyの銀行に預けてある預金の管理。 |
2) | Sarasota, FLに住むホストファミリー訪問。 |
3) | New Jerseyのもと研修先オフィス訪問及び挨拶。 |
4) |
New York Cityでミュージカルを見ること。 |
2. 航空券及び日程
1) | 国際線 |
NRT-JFK JL006, Dec. 27, 1996 Y | |
JFK-NRT JL005, Jan. 07, 1997 Y | |
勝美旅行社(台北)より購入。NT$30,540 = JPY105,000 (指定口座への振り込み) TPE-NRT-JFK-NRT-TPEの太平洋路線部分。 注) 一時期、この航空券を利用できるのは台湾の居留証を持っている人のみ、と制限がありましたが、この制限は撤廃されました(2001年1月現在)。 |
2) | 米国内線 |
EWR-MIA AA1735, Dec. 29, 1996 K | |
MIA-SRQ AA5689, Dec. 29, 1996 K | |
SRQ-MIA AA5692, Jan. 01, 1997 Y | |
MIA-LGA AA1194, Jan. 01, 1997 Y | |
以上、Tokyu Travel America (New York / New Jersey Office)より購入。 US$585.55 = JPY67,133 (Credit Card) |
3. 出発まで
12月27日、午前7時前に藤沢の寮からタクシー、JRを乗り継ぎ東京駅へ。ここからエアーポートシャトルバスに乗り箱崎TCATへ。
TCATのJALのカウンターでチェックイン。デイバッグには最低限の持ち物と薬(風邪で数日前から下痢、前日は少し熱があったため)を入れておいた。そのまま2階でリムジンバスのチケットと成田空港の空港使用料の券を買う。その後リムジンバスの乗車場所に行き、先に出国審査を済ましてしまう。
成田空港には午前10時半ぐらいに到着。まずUS$のキャッシュを手に入れるために銀行の窓口へ。US$400分両替したがJPYで4万以上払い、円安を実感した。次に薬局へ行き、風邪薬を買い込む。
後はすることもないので、さっさと出国。多分平日(金曜)のためだろう、あまり混んでなかった。出国した後もどこかのラウンジが使えるわけでもなく、ボーっと外を見るか、免税店を冷やかすだけ。どうも僕は旅行になると、早めと言うよりは早すぎる行動をとってしまう。
いい加減することもなくなって、搭乗口に行ってみる。まだ出発まで1時間はある。ほとんど人はいないが、ここで一休み。じわじわと周りに人が増えてくるのを見ていた。出発の30分ぐらい前だろうか、JALの地上職員とおぼしき女性が数人、出発口のところに現れ、そのうち一人が待っている人のパスポートチェックを行っている。アメリカ政府の要請とのことだが、TWA爆破事件の影響がこんなところまででていた。
4. 往路飛行機
12:00出発に対し、登場開始時間は11:30。5分ほど遅れて登場開始。僕の席は52H。飛行機に入るとビジネスクラスのシートがズラーっと広がる。こんなにビジネスシートが多い飛行機は初めて。さっさとデイバッグを前の座席の前にしまって席に着く。しかしエコノミーシートが少ない。ざっと15から20列ぐらいか。5分ぐらいでお隣が来た。若いカップル。とても仲が良さそうだが二人とも指輪をしていない。うらやましい限り(僕は一人旅)。離陸は順調、1時間ぐらいで昼食が出る。メニューは以下の通り。
* 牛フィレ肉オニオンソース or 若鶏諸味ソースと海の幸チリソース。
* サラダ
* 日本風味
* パン
僕は若鶏を頼んだが、シンガポール人フライトアテンダントがミスをする。僕にだけワインがいるかどうかを聞かず、また、配られたトレーにはフォーク類がなかった。二回とも英語で抗議、両方とももらう。ただ、このアテンダントが一瞬見せた「うるさいなあ」という表情に少しむっとする。(ただ後々、英語と北京語で話しかけるとかなり対応がよくなったような気がする。)
映画は"Independence Day"と"Mrs. Winterborne"。飛行機の中で(戦闘機やヘリとはいえ、)飛行機が落ちる様な映画を見るのは変な気分だった。ただ、"Independence Day"はストーリーの破天荒ぶりは聞いていたので、それを無視すれば結構楽しめた。"Mrs. Winterborne"はもう少し落ち着いたものだったが、あまり面白くなかった。
ずーっと寝ていた隣のカップルが、"Independence Day"が終わると目を覚ました。声をかけて仲良くなる。聞けばNYCに四泊とのこと、その代わりホテルは奮発してMarriott Marquisとのこと。タクシーで空港からホテルまで行くとのことなので、便乗させてもらうことにする(リフレッシュメントのおにぎりを食べながら交渉)。あとはろくに寝ることもできず、ずーっと本を読んだり音楽を聴いたりしていた。2回目の食事は以下の通り。
* チキンカレー
* サラダ
* フルーツ
これで昼飯代が浮いた、と考えたが、NYCでこの考えが間違えだったことがわかった(後述)。
成田を出ること約10時間、着陸態勢にはいるため高度が少しずつ下がってきた。航路を示している地図(機内のビデオに出ている)を見ると、NY州とNJ州の境の辺り。窓を外から見ると、懐かしいNew Jerseyが広がっている。前に自分が住んでいた町が見える。懐かしさがこみ上げてきた。あと少しで着陸、急いでトイレに行き、歯を磨いておく。NYCが見えてくると隣のカップルが窓から写真を取り始める。その後30分ぐらいして着陸。無事についた、と一安心。
5. 入国審査
10分ほどタクシングをして、到着ゲートに飛行機が着く。窓側の席では頭上の荷物がとれないので、隣のカップルの荷物を代わりに取ってあげる。徐々に人が動き出したが、飛行機を出るまでに約10分。カップルとおしゃべりをしながら入国審査に向かう。
入国審査の列はそれほど長くなく、あまり待たなかった。入国審査官はいい加減なもので、パスポートとその他書類を出すとすぐにI-94Wをパスポートにつけて返してよこした。実は僕のパスポートには、有効な留学ビザがあったのだが、それには気付きもしなかった。
荷物がなかなか出てこず、カップルを待たせてしまう。税関は単に書類を渡しただけ。全くあっけない。これで晴れてアメリカに入国したわけである。1年半ぶりのアメリカ、NYC、そしてアメリカ訪問4回目にして初めての「観光目的」での入国である。
早速タクシー乗り場を3人で探す。運転手にトランクを開けてもらい、カップルのスーツケースと僕のピギーバッグを入れる。NYCまではUS$35(+トンネル使用料$3.50+Tip)。タクシーは快調にハイウエーをとばし、次第にManhattanが見えてくる。トンネルを越えるとそこはManhattan。わーい!帰ってきたぞー!と叫びたかった。(でも運転手やカップルが驚くからやめておいた。)