2000年4/29-5/5タイ・バンコク旅行記 その8 最終回

やっと終わりに来ました、このゴールデンウィークのタイ・バンコク旅行記最終回です。

5/5 いたた…でもタイ料理はやめられない

1) 序章〜お腹が痛い!
 いたた…朝早く目が覚めた。お腹が痛くて目が覚めた。あわててトイレに飛び込む。でも、今回は食中毒じゃなさそうだな(食中毒なら、もっと早く目が覚めてるし、熱も出てるはず)。トイレから出るともう一度ベッドに潜り込む。とりあえず寝よう。

 もう一度目が覚めたのは朝7時ぐらい。妻に腹痛を訴えると心配そうな顔をされる。とりあえず薬を飲むと、朝食に向かう。と言っても私が食べたのはお粥だけ。はぁ〜。
 10時ぐらいまで部屋でのんびり。その後、ワールドトレードセンターの免税店に向かう。はっきり言って立ってるのが辛い。でも妻の手前、異国の地で弱音は吐いてはならない。というわけで歩いてワールドトレードセンターに向かう。


2) 免税店@ワールドトレードセンター

 はっきり言ってこの免税店、買う物が無かった。広さはそこそこなのだが、あまり品揃えが良くない。扱っているブランドもあまり多くない。結局買ったのがチョコレートだけ。ホノルル、香港のDFSに慣れてしまったせいか、この免税店は満足できなかった(ドン・ムアン空港の免税店も同じ会社の経営だった)。
 免税店の品揃えが悪かったせいで、同じビルに入っている他の店で口紅を買う。
その後、NARAYAで妻が象柄のディバックなどを買い、地下(東急百貨店の地下)でタイ食材を買い込む。カレーペーストにトムヤムクンペーストに…おいおい、いったいどれだけ買い込むんだ?あきれ気味の私を後目に、なおも妻はインスタントラーメンに手を伸ばす。やれやれ、二人の鞄にはいるかな?レジの向こうから都市ガスが漏れてる…と思ったら、ちょっと甘い匂いも混じっている。目を懲らすまでもなく、ドリアンが…。お腹が悪くなかったらなぁ。
 支払いを済ますと、目の前にフードコートが。ちょうどお昼時だし、ここで昼食を済ますか。THB100をチケットに換え、妻は焼きそば、私はなるべくお腹に負担にならない(と思われる)スープ入りの麺を食べる。はっきり言って、これが一番安い食事かな?THB30を後で払い戻した。

3) お昼寝
 ホテルに戻ると、私は昼寝。その間に妻は足裏マッサージに行くという。妻を一人にするのはちょっと不安だが、それよりも身体を休めたい。すぐにベッドの上で寝てしまった。大体1時30分ぐらいだったかな?
 妻が帰ってきて目を覚ました。時計を見るとPM4:30ぐらい。妻は足裏マッサージ(マーブルハウス、サイアムスクエアーにある)に行ったらしい。値段はJCB割引でTHB270(1割引だったとのこと)。よく見るとまたいろんな食材を買い込んできたらしい。道理で帰りが遅かったわけだ。
 その後、妻が私に足裏マッサージをしてくれる。はっきり言って…痛い!。何度も悲鳴を上げるぐらいの痛さ。ぐぇ〜っ!それでも、腹痛に効くと言われている(私が高校生の頃、京都のローカルラジオ放送の深夜番組で言っていた)足裏のつぼを押してもらう。気休めとわかっているが、これがまた痛い。悲鳴を上げ続ける私、気にせず押し続ける妻。腹痛よりも、足裏の痛みで寝込みそうだ。
 と・こ・ろ・が、である。このつぼが意外と効いた。直後にトイレに行った後、腹痛どころか身体がちょっと軽くなったよう。とりあえず、PM6時までじっとしている。

4) 最後の晩餐に向かう
 午後6時にロビーに降りてゆく。事前に食事の約束をしていた人(全員プラのメンバー)が来ているはず。が…来ていたのはY氏一人。おっかしいなぁ。主催のN氏、K氏はどこだ?仕方ないのでY氏と一緒に2人を待つ。その間にY氏に聞いたところでは、サメット島に行っていたが、生ガキにあたって苦しんでいたらしい。う〜ん、同志!。
 6時を15分ほど過ぎたところでN氏、Y氏登場。しっかり時間に遅れるわ、サンダル履きだわ、タイに慣れているだけのことはある。ま、そんなことはマイペンライでやり過ごすのがタイ風ではないだろうか。私達も結局、の〜んびりした雰囲気に慣れてしまっている。
 結局、5人が行ったのはサラ・ジェーンというレストラン。まずスカイトレインでRachadamri駅に向かい、そこからタクシーで店に向かうことにした。ところが、Rachadamri駅ではま〜ったくタクシーが来ない!。何とか1台を捕まえK氏、Y氏を先に行かせたが、後続のタクシーが来ない。なんでだ〜っ!10分ほどして、N氏が捕まえたのはトゥクトゥク。タイ語のできるN氏が交渉に成功、3人で乗り込む。
 トゥクトゥクは初めてではないが、重心が高いので曲がるときは結構怖い。とりあえず柱を握りしめ、事故らないように祈る。
 私達の乗ったトゥクトゥクはWireless Rd.にある大きなビルの前で止まる。ここがそうか(アメリカ大使館の近くだった)。
 サラ・ジェーンに入ると、先に行ったはずの二人がまだ着いていない。私が探しに出ると、Wireless Rd.に出たところで見つけた。聞くと、ず〜っとそこで待っていたという。なぜトゥクトゥクが入ってきたのに気づかなかったのだろう?

5) 最後の晩餐@サラ・ジェーン、イサーン+イタリア料理
 結構大きな店内の一角に5人が座る。腹具合の良くない私を除いて、みんなまずビール。ハイネケンを頼むと、バドガールならぬハイネケンガールが注いでくれる(彼女だけ、ハイネケンの瓶の色と同じ服を着ていた)。なお、この店ではビールを冷やすためにグラスの底に氷を凍らせている。ビールを注いでしばらくすると、この氷が浮き上がってくる。
 N氏曰く、「ここは従業員はいっぱいいるが、まともに働いているのは一握りで、あとは遊んでいるのが多い」とのこと。そう言えば、何もせず立ってるだけのウェイトレスが多いなぁ。
 5人で食べたのは、ソムタム、カオニャオ、ラープガイ、トムヤムクン、ガイヤーン、コームーヤン、ヤムウンセン、それにスパゲッティー。話の種にとスパゲッティーを頼んだが、麺が伸びきっていてあまり美味くなかったらしい。
 最後にデザートを、と言うことでハイネケンガールを呼んで
ティラミス、アイスクリーム、チーズケーキを頼む。で、しばらくして出てきたのはアイスクリームとプリン。何でプリンだ?と不思議がる5人。ティラミスとチーズケーキは最後まで出てこず、結局、ハイネケンガールもあまりまともに仕事をしていないか、記憶力が悪いことが判明してしまった。おいおい…。
 食事が終わると他の3人と別れ、私達2人はタクシーでホテルに戻る。午前中の腹痛がウソのように、体調が戻っている。

 次の日、5/6の早朝に眠い目をこすりながら、UAで離泰(K氏が一緒の便だった)。久しぶりのタイ、バンコクだったけど、しっかりお上りさんコースに終始してしまった。でも、なかなか楽しんだし、もう一度来たいね、と妻と話しながら帰路につくのであった。

これで終わり。毎度毎度、だらだら長い文章を読んで下さった方、本当にありがとうございました。