NYCとHonoluluの旅 2004年12月
2004年12月22日から30日まで、妻と二人で年末恒例(?)になったNYC旅行に行ってきました。
今回はNYCとホノルルに滞在、ホノルル滞在のためか、ゆったりとした気分の旅行でした。

1. フライト
Dec 22, 04 NRT-JFK UA800
Dec 25, 04 LGA-DEN UA741
Dec 25, 04 DEN-HNL UA143
Dec 29, 04 HNL-NRT UA867
- Flex International (http://www.flex-inter.co.jp/)で購入。ここはカード決済ができるが、3%のサーチャージを取る(けど、カードで落とした)。
- 当然ながら(?)すべてY。アップグレード不可。Premier Executiveだったので、どのフライトも事前に割といい席がアサインされた。
- 昨今はやりのE-Ticketだった。ホノルルではE-ticket専用のセルフチェックインを初めて使った。おっかなびっくりだったが、使ってみると意外と便利。
2. ホテル
Dec 22 - 25: NYC:
Radio City Apartments
http://www.radiocityapts.com/
142 West 49th Street, New York, NY 10019
Tel: 212-730-0728
Fax: 212-921-0572
- 上記Webから予約。ツイン3泊でUS$500.27 (税金込み)。
- Times Sq.から歩いて3分かからないぐらい。ミュージカルを見るには絶好の立地とリーゾナブルなお値段。近くにはDeliもあるし、レストランも多い。
- 去年も泊まったアパートメントホテルだが、部屋は8Gで去年と同じ部屋だった…。
- 部屋にはキチネットがあり、料理も一通りできるだけの器具がある。実際はお湯を沸かすのにしか使わなかったが。
- Webには無線LANが入っているような事が書いてあるが、実際には入っていない。
- ここは料金前払い、チェックイン時に払ってしまうシステム。
Dec 25-29: Honolulu:
Miramar at Waikiki
http://www.miramarwaikiki.com/
2345 Kuhio Ave. Honolulu,
Tel: 808-922-2077
Fax: 808-926-3217
- ビーチスター(
http://www.e-hawaii.jp/)経由で予約。ツイン4泊でJPY63,841(税込み)。 - 名前のとおり中国っぽい雰囲気のあるホテル。ただ中国っぽいのは正面外壁の絵とひさしだけ。部屋は普通の部屋だった。
- 部屋は2203号室。新しく、清潔。ホテル全体はそこまで新しい雰囲気ではなかったので改装したのだろう。冷蔵庫もM社のかなり古いものだった(日本からの輸出…いったい何年前のやら)。
- このホテル、「あったらいいながちゃんとある」わけではないが、「なくてもいいがちゃんとない」。競争が激しいホノルルのホテルだから、そこそこちゃんとしたサービスはあるが、余計なサービスまではない。だからと言って効率一点張りではない雰囲気。
- 大きな声では言えないが、どこかの無線LANにアクセスできた。セキュリティーがしっかりしていないのだろう、パスワードも何もなしで接続してしまった。おかげでホノルル滞在中は無料でインターネットが使えた。ただ、電波が弱いせいかよく途切れた。
3. ミュージカル
NYCに年末ごとに通う目的がミュージカル。今回は日程の関係で2本だけ。今回は以前一度見たものばかり。
Dec. 22: Movin' Out
- Billy Joelの曲を使ったミュージカル。1年前も見ていたが席が悪かった(端っこの席だった)ので、再チャレンジ。今回はD108/109とほぼ真ん中。おかげでPiano
Manのプレイがよく見えた。
- "We didn't Start the Fire"のサビが"Storm Front"のものに近くなっていた。前回見たときは、サビの部分は"We didn't start the fire!"と叫ぶだけだったのが、今回は"We didn't start the fire, it was always buring since the world's turning"と歌っていた。
- 今回見つけたのは、クラシック調の曲の時はPiano Manは演奏していないと言う事。2幕目はクラシック調の"Invention in C Minor"から始まるが、Piano Manは指をほぐしながら、次の"Angry Young Man"の準備をしていた。
- キャストでは、Tony役が黒人になっていた。他のメインキャストは変わりなし。
- ダンサーの中にアジア系の女性が一人いた。Playbillで調べてみると日本人(最初は韓国人かと思った)。
- カーテンコールでは総立ち。アンコールの"New York State of Mind"はお約束だが、リードギターリストが、ピックをサックスに放り入れようとしていた(全部外れたけど)。
Dec. 23: Mamma Mia
- こちらは日本でもおなじみ、"ABBA"の曲を使ったミュージカル。私は11月初めにシンガポールで見ていたが、妻は初めて。
- 席はかなり後ろの方(記録忘れ)。予約したのが遅かったので仕方ない。
- シンガポールでは、オーストラリアのカンパニーが来ていたのでオーストラリア英語だったが、NYCは当然アメリカ英語。
- カンパニーが全く違うのだから、細かい演技はシンガポールとNYCで違うものだが、その違いを見つけるのが面白い。たとえば、アンコール2曲目"Dancin'
Queen"はシンガポールでは主役級の女性3人と男性3人が最初からド派手な衣装で歌っていたが、NYCでは最初は女性3人だけ、最後の方になって男性3人が加わるという違い。ただし、アンコールの総立ちはシンガポールもNYCも同じ。
- まぁ、あら捜しをするわけでもなし(そんなことしたらミュージカルは楽しめなくなる)、ショーにうまいこと入り込むと、お腹を抱えて笑えるシーンとかあって、非常に楽しめる。
4. ホノルル
- 新婚旅行(このときもNYC-HNLだった)以来2回目のホノルル。
- 今回はNYCよりホノルル滞在の方が長く、のんびりした雰囲気を満喫。気温も高すぎず低すぎず、湿度はそこそこ。おかげで快適な日々だった。
- 滞在3日目が終日雨。することもないのでUS$2で島をぐるっと一回りできるThe Busに乗り、Haleiwaで昼食、その後もバスに乗り、本当にぐるっと一回り。ただ、Haleiwaで降りただけで雨の中をず〜っとバスに乗っていただけ。オアフ島の北側がどんな雰囲気かよくわかったが、海面から地面までの高さが余りなく、「津波が来たら一発で壊滅だなぁ」などと考えていた。
- ホノルル滞在中にスマトラ沖大地震があり、津波の被害がTVを通して時々刻々と伝わってきた。同じ南国のリゾートでも、TVが伝える惨状と窓から見えるのどかな風景のコントラスト…。なんと言っていいかわからない感情になった。
- 初めてワイキキビーチで泳いだ。そういえばこのビーチは人工ビーチだったが、ちょっと浜から離れると、すぐにそこが岩場になってしまい、足をつけると痛い。12月末ちょっと泳ぐには涼しいかな?
- 4日目にDiamond Headに登る。そんなハードな山道ではないが、やっぱり登ると汗がだらだら。前日の雨のせいで、道がぬれていたが、気をつけて歩けば大丈夫。南国の濃い緑で目が癒される気がした。
- Diamond Headの後、Pearl Harborへ。アリゾナ記念館行きに船はすでに売り切れ。仕方ないので写真だけとって帰った(これもThe
Bus。ホノルル市内から1時間ぐらいかかる)。Pearl Harborはアメリカ人には人気があるが、日本人だって結構な数来ていた。敷地内のミュージアムでは、戦艦アリゾナの説明だけではなく、日本側の船や山本五十六司令官の説明もある。日本に対する敵愾心をあおるような説明ではなく、非常に抑制の効いた、理性的かつ論理的な説明だったように思う。
続く…はず

